yahaアンプは、12Vという身近な電圧を使い、トランスなど部品を最小現に押さえた構成にしたヘッドフォンアンプです。
初速度電流という通常は排除するべき電流をグッリドのマイナス電圧に利用するという面白いアンプです。直線性の悪い、通常は利用しない領域を使うのですが回路の作成の手軽さや独特の音質などがうけたようです。電圧を24Vにしたものなどいろいろなバリエーションが出ているようですが、まずは本家サイトのオリジナルに近いものを作ってみました。
解説のところでふれたいと思いますが、こちらのYahaアンプの本家サイトぺるけさんの解説ページを一読するとよいと思います。ぺるけさんは何度か訪れるうちにわかったのですが、私が本屋で購入した初めての真空管の本『情熱の真空管』の著者でした。

なお、回路図は本家の他に、こちらのPDF や こちら白ケーブルさんのサイト を参考しました。

1. 真空管の基盤への固定

真空管には6922を使います。秋葉原で1000円後半から2000円前半で購入できるようです。6DJ8など互換品の多い球なので、安価な海外品から国産のデッドストック品まで様々なものが手に入れやすいようです。先日、ラジオデパートでNationalの7DJ8という球が1500円で売られていました。ちょっと工作するのに手ごろな価格な上に、ミニワッターなどのそれなりのアンプにも使えるようです。

真空管の固定には aitendoの真空管用ソケット変換基盤というものを使っています。何が便利がかというと1から9番までのピン番号の順に配線用の穴が並ぶので配線がしやすく、ミスが少なくなるのです。

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基盤に2カ所スペーサをつけ、基盤固定時に中央の金属部分であるセンターピンにスペーサを入れ、3カ所で固定します。

 

2. レイアウト

基盤の大きさは60 × 80mm。これくらいに収まればよいでしょう。いつもあまり考えずにどんどん部品をおいてけっこう場当たり的に配置しています。下の写真でほぼ完成です。

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3. ゲインをあげる

上記をヘッドフォンにつなげばヘッドフォンアンプとして完成です。秋月のアンプキットをつけてスピーカーもならせるようにしました。
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